このサイトは、私の小説たちが、みなさまと共存できる宇宙で唯一の空間です。ブログは、現実社会と作品世界をつなぐ機能をはたします。題材は、この世で生じるあらゆる事象です。そうしたものが、作品がうまれた土壌になっているからです。宗教、歴史、神話、哲学、文学はもとより、政治、経済、紛争、さらに、流行などの世事がとりあげられす。そうした事物が、どのように作品と関係しているのかを伝える場になると考えられます。具体的には、金投資がもつ哲学的意味、文化としての将棋界が生きのこる戦略、乱立する女子プロレスが内包する社会問題、生成AIがヒトの平均IQを低下させる可能性、パックスアメリカーナの終焉と新自由主義の関係などは、完全にブログのテーマです。こうしたテーマを考えて、作品がつくられているからです。価値観が大きく揺らいでいる現在社会では、こうした問題に面として向き合う小説が売れないのは当然です。商業主義は、質より量を求めるからです。私たちの社会は、量的な増大に目をうばわれ、本質をみられなくされています。こうしたことは、権力構造に有利に働きます。つまり、私たちが望んだのではなく、押しつけられている現実を認識する必要があります。こうした事実はかくされ、視界から取り払われます。現在の秩序に隷属しない書籍は、商業化と真っ向から対立するので、社会から除去されてしまいます。つまり、私の小説たちは、この空間でしか生きのこれないのです。
